やっと「さくらのレンタルサーバ 」で
「DKIMおよびDMARCに対応いたしました。」
とのことだ。
メール周りの環境が整ってきた。今まででもSPFは設定できたのだけれど、DKIMとDMARCはまだだった。SPF(Sender Policy Framework:メールの送信元が正しいかどうかチェックする機能)、DKIM(Domain Keys Identified Mail:メールの送信元ドメインに対して電子署名を行い、受信者側で検証することでなりすましやメールの改ざんを検知)、DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance:SPFとDKIMを利用してメールのドメイン認証を補強)はメール認証設定の御三家みたいなもんで、特にGmailに送るには最低限設定されていなければならないらしい。
この設定がされていないとGmailに届かない、迷惑メールに振り分けられるなどの問題が起こる。迷惑メールとして届くのならまだいいが、完全なスパム判定されてしまうと届きもしない。
自作のサーバーならいくらでもいじって設定してしまうのだが、レンタルサーバーだと制限があり、どうすることもできなかった。
しかしさくらも重い腰を上げてくれて、やっところ設定が可能になったようだが、その喜びのあまりか、あまりにもDNSゾーンへのアクセスが集中しているため、設定ができない状態になっている。一気にお知らせしすぎたんだろう…。しばらく待って、落ち着いてから試してみよう。
▼DKIM署名、DMARCを設定したい
https://help.sakura.ad.jp/mail/2811/
2024年2月1日より、GoogleとYahoo!は、大量のメッセージを送信する場合(1日に5,000通以上)に、メール認証の要件を導入したようだ。
SPF、DKIM、DMARCなどのメール認証を導入しつつ簡単に配信停止(オプトアウト)できるようにと言っている。また、受け取る側が受信したいメールを、送信する側は、受信側が受けたいと思うメールを確実に送信して、スパムとして扱われるようなケースを最小限に抑える必要があるとのこと。
(日本のYahoo!メール(@yahoo.co.jp / @ymail.ne.jp)については今回は対象外。)