デコレーションメールはデコレーションアニメと違って、FLASHなどを使わないので比較的簡単で安価に作れるデジタルコンテンツだ。
●デコレーションメールの作り方
▼デコレーションメールの制作には次のソフトが必要だ。
・画像制作ソフト
Photoshopがあるとアニメーションも比較的簡単に作れるので便利だ。
・テキストエディタ
メモ帳でもいい
・M-BASE64
デコレーションメールは画像データを文字として送信するため、変換が必要
http://www.mascoland.org/software/mbase64.html
・エンコードソフト
JISという文字コードに変換して送信するため、文章をエンコードする必要がある。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se079537.html
▼au が配布しているテンプレートをつかう。
auが配布しているテンプレートを使用して.khmという拡張子で保存したものがテンプレートになる。
http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/spec/decorations/template.html
※改行などが間違っていると、テンプレートのダウンロードができなかったりするので、注意が必要だ。
▼サーバーで.htaccessを使えないと難しい。
.htaccessというファイルをつくり
AddType application/x-kddi-htmlmail .khm
という一文と改行をつけたものを保存してhtmlを扱う同階層にアップロードする。
.htaccessが使えなかった場合のやり方はわかりません。
▼テンプレートファイル
以下のようなものをテキストファイルとして保存すればいいだけ。
【】で囲われた部分は注釈なので要りません。ただ、改行に関しては厳しくチェックされるので
こちらの公式サイトを参照してください。
http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/spec/decorations/template.html
KDDI_HTML_MAIL_2_0
MIME-Version: 1.0
Content-Type: multipart/mixed; boundary="--=_KDDI_NEXT_PART_0000"----=_KDDI_NEXT_PART_0000
Content-Type: text/html; charset="iso-2022-jp"
Content-Transfer-Encoding: 7bit
<HTML><BODY bgcolor="#FF0000"><DIV><IMG SRC="cid:img_cid_000"></DIV><MARQUEE behavior="scroll"><FONT size="5>test</FONT></MARQUEE></BODY></HTML>【↑ここが実際に表示されるところ】
----=_KDDI_NEXT_PART_0000【←これを含めた4行が画像の項目】
Content-Type: image/gif; name="example.gif"【JPGならここも変わる】
Content-Transfer-Encoding: base64
Content-ID:<img_cid_000>【画像が増えるたびに001,002と増やす】【ここにBase64でエンコードした画像データを入れる(文字ばっかりのやつ)】
----=_KDDI_NEXT_PART_0000
というような感じでテンプレートを作るのだが、改行を間違えてうまくいかなかったり、文字化けなどの問題が起こってなかなかできなかったりするが、ここは辛抱で、何度も試す。