携帯電話が必要なくなる理由

人生で費やす電話料金シミュレーション

例:au LTEプラン スマートバリューなしの最悪の場合
(2014/2/12現在)

料金プラン
LTEプラン934円/月
※「誰でも割」適用時

インターネット接続サービス
LTE NET300円/月

パケット通信料定額サービス
LTEフラット5,700円/月

※「誰でも割」は2年単位で自動更新となります。途中解約の場合、契約解除料(9,500円)がかかります(更新月を除く)。

毎月のお支払い額
6,934円/月+通話料

あなたがもし今、25歳として、これから60年間生きるとしよう。85歳までにざっと

6934円×12カ月×60年間= 499万2480円

さらに通話料がプラスされることになる。この通話料というのが曲者で、一体いくらになるか読めないところがあったりする。恋人と付き合い始めた時には長電話するだろうし、別れ話にも長電話なんてものじゃないだろうし、その傷心を友達に聞いてもらう必要もあるだろう。田舎の家族に方言まるだしで話せばついつい長電話になるし、仕事で話すとなると数分では済まない。

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1ヶ月の平均通話時間を少なく見積もって1時間としようか。また、他社の電話にかけた場合という最悪の例としておく。

1分/40円×60分×12カ月×60年間= 172万8000円

総額 672万0480円に消費税の5%をプラスして

合計 705万6504円

となる。
これから各キャリアの料金体系はどんどん変わっていくだろうし、消費税もすぐに上がる。当たり前だが、夫婦で使っていれば二人が臨終するころには×2で1410万円になっている。

半端ねえ……

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さらに固定電話、子供用の回線を二人分……などとやっていくと人生で一体いくら電話に払えばいいのかわからない。
水道電気ガスと同じくらいライフラインとして重要になっている電話。それだからこそ切っても切れないのだけれど、果たしてこの出費が妥当かどうか。

高機能で格安な『何か』を求めて長々と書いた。それを、幻想だ、なんて思ったりした人もいるかもしれない。そんなハードボイルドな現実主義者ならば人生の中で、電話に対する出費を一体いくらぐらいで考えているのだろうか。修行僧のようにあんまり通話しないでと頑張って基本料金だけにしても500万円ぐらいだろうか。まさかそんなことも考えたこともないってことはないだろうね?現実主義なんだろ?

それではどうしたらいいのだろうか。
まだ『何か』は姿を表してないいま、倹約するしか手はない。倹約をしながら『何か』が出てくるまで、如何に出費を防ぐか、と耐えるしかない。だがこの耐えるライフハッカーたちこそが高次の『何か』を産んでしまう因子とも言えるのだ。

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